なぜ韓国はいつもこうなのか──NewJeans契約騒動に見る“構造の病”

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出典:[Yahoo!ニュース「NewJeans、ダニエルの契約解除・ハニの復帰を発表…ミンジは議論中(公式)]

NewJeans、ダニエルの契約解除・ハニの復帰を発表…ミンジは議論中(公式)(Kstyle) - Yahoo!ニュース
ADORが、NewJeansのメンバーの復帰に関する立場を明らかにした。 ADORは本日(29日)発表した公式コメントを通じて「ADORは専属契約有効確認の訴訟判決の確定後、ミンジ、ハニ、ダニエル

2025年12月、韓国の人気ガールズグループNewJeansが再び揺れている。
ハニは復帰、ミンジは議論中、そしてダニエルは契約解除。
所属事務所ADORは、ダニエルの家族と元代表ミン・ヒジンに対して法的責任を追及する方針まで発表した。

この報道に対して、日本のファンや一般層からは「またか」「韓国っていつも揉めてない?」という声が上がる。
では、なぜ韓国芸能界はこうした“契約騒動”が頻発するのか?

■1. “契約”がすべてを支配する構造

韓国芸能界では、契約が絶対的な力を持つ。
・練習生時代から長期契約(7年など)が一般的
・事務所が育成・投資する代わりに、強い管理権を持つ
・契約解除は「裏切り」「反逆」と見なされがち

NewJeansのケースも、ADORとHYBEの対立、専属契約の有効性を巡る訴訟、メンバーの復帰交渉など、すべてが“契約”を軸に動いている

■2. “家族”が介入する構造

今回の騒動では、ダニエルの家族が「紛争の原因」として名指しされ、法的責任を問われることになった。

韓国では、未成年や若年層の芸能人が多く、
・契約時に親が代理人となる
・活動方針や事務所との関係に家族が深く関与する
・家族が“第二のマネージャー”になることもある

その結果、契約=本人+家族+事務所の三者関係となり、
トラブルが起きたときに“感情と法”が複雑に絡み合う。

■3. “代表”が物語の中心になる構造

NewJeansの“生みの親”であるミン・ヒジン元代表も、今回の騒動で法的責任を問われている。
韓国芸能界では、代表やプロデューサーが“物語の主人公”になることが多い。

・JYP(パク・ジニョン)
・YG(ヤン・ヒョンソク)
・ADOR(ミン・ヒジン)

彼らは単なる経営者ではなく、“創造者”としてブランド化される
そのため、代表の退任や対立は、グループのアイデンティティそのものを揺るがす。

■4. “ファンダム”が契約に介入する構造

韓国のファンダムは、単なる応援団ではない。
・契約内容に対する署名運動
・事務所への抗議メール
・裁判の経過をリアルタイムで分析・拡散

NewJeansのファンも、ADORとHYBEの対立に対してSNSで意見を表明し、
メンバーの復帰や離脱に対して“感情的な正義”を求める。

つまり、契約は“ファンの信頼”という社会的通貨でもある

■5. “再生”が常に物語化される構造

ハニの復帰は、ADORとの「深い対話」「過去の振り返り」「裁判所の判決尊重」という“物語”として語られている。

韓国芸能界では、
・トラブル → 自粛 → 対話 → 復帰
という“再生の構造”が定型化しており、
それ自体がファンにとっての“感動コンテンツ”になる。

■まとめ:「韓国はいつもこうなのか?」という問いの構造

NewJeansの騒動は、単なる契約トラブルではない。
それは、韓国芸能界が持つ**構造的な“物語装置”**の発動なのだ。

  • 契約が絶対であること
  • 家族が介入すること
  • 代表がブランド化されること
  • ファンが契約に参加すること
  • 再生が物語化されること

これらが絡み合うことで、
韓国芸能界は常に「ドラマのような現実」を生み出す。

だからこそ、
「またか」と思いながらも、
私たちはその“構造の物語”に惹かれてしまうのだ。

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